グローバル・アウトルック

「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。

あのころの、わたしたち

ナスリーン・アジミ  |  2024年01月02日

イランの有名なユダヤ人学校「エテファ」の洗練されたアールデコ建築は、今もなお、テヘラン大学に面した緑豊かな通りに建っている。

太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる

ジェームズ・バグワン  |  2023年12月20日

太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる

COP28、難航の末に化石燃料に関する合意―― しかし、気候の破局はまだ回避されていない

マット・マクドナルド  |  2023年12月15日

交渉官たちがドバイでベッドに倒れ込み、2023年の気候会議が終わろうとしている今、成果の検証を行うべき時だ。COP28は、気候変動に対して世界が必要としている大きな突破口を開くことができただろうか?

意図的な、または偶発的にせよ核攻撃は決してあってはならない

タリフ・ディーン  |  2023年12月08日

「それは、決して起こってはならない一つのシナリオだ」と、創価学会インタナショナル(SGI)の寺崎広嗣平和運動総局長は警告する。

アフガニスタンの平和と安全保障に関するオリエンタリズム的ナラティブの出現を暴く パートI

バシール・モバシャー/ザキーラ・ラスーリ  |  2023年12月04日

2023年7月、英国の国会議員で元国防省閣僚のトバイアス・エルウッドは、タリバン支配下で「安全保障は大幅に改善した」と自ら述べる動画を公表した。タリバン称賛に近い彼の発言に愕然とし、彼をタリバンの「役に立つ馬鹿」と呼ぶ者もいた。

アフガニスタンの平和と安全保障に関する新たなオリエンタリズム的ナラティブを暴く パートII

バシール・モバシャー/ザキーラ・ラスーリ  |  2023年12月04日

アフガニスタンの社会を「原始的」、「野蛮」、「未発達」、「未開」な「他者」と描写するオリエンタリストたちが考えるアフガニスタンの平和とは、ホッブズ主義的なそれである。

「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。