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気候変動と紛争

「気候変動と紛争」プログラムは、気候変動や社会経済的な脆弱性および紛争によって引き起こされる負の影響から人々を守り、持続可能で公正な開発および環境の安全保障の理解と推進を目的としています。

本プログラムの内容:

  • 気候変動と紛争に関する政策指向の研究
  • 政策や平和構築活動に適用することのできる研究成果の提供

オセアニア(大洋州)地域は政治および民族的な多様性に富む地域です。そのために、近年においてこの地域は不安定性という特徴を持たざるを得ませんでした。気候変動によって引き起こされる環境の悪化は、この地域のコミュニティーの既存の脆弱性を高める結果となっています。本プログラムは現地調査に重点を置き、その研究成果を世界の気候変動と紛争を研究するコミュニティーでの議論へとつなげていきます。 特に、現在そのような議論の中心となっている以下の点について研究を行います:

  • レジリエンス(回復力)
  • 環境・生態学的安全保障
  • 関係性(relationality)
  • 雑種性(hybridity)
  • 新自由主義的平和構築

太平洋地域のアクター(取組主体・運動家)の近くで研究を行うことは、欠落した知識を補い、気候変動と紛争の問題に取り組むためにそのアクターが必要とする能力を高めることに貢献します。また世界の著名な研究者、オセアニアの気候変動専門家、政策立案者、実践者(市民社会組織や平和構築運動家)を招いた会議を開き、気候変動による負の影響に対応するための紛争に配慮した政策・戦略を話し合います。このような会議は、地域および国レベルでの対話を促進し、政策に関与する機会となります。

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