政策提言

政策提言、出版物・ジャーナル

戸田平和研究所は創立以来、数多くの書籍、ジャーナル、政策提言を発行してきました。詳しくは下記をご覧ください。

朝鮮半島と北東アジアにおける相互安心供与を目指して

Peace and Security in Northeast Asia

朝鮮半島と北東アジアにおける相互安心供与を目指して

政策提言  No.257 - 2025年11月17日

本報告書では、朝鮮半島における安心供与に関する2025年戸田研究クラスターによる研究結果を総合的に整理したものであり、米国、韓国、日本、中国、ロシア5カ国の理論的、国家的、政策的視点をまとめる。拡大する大国間競争や対立するブロックの形成が進む状況を背景に、参加者たちは抑止だけでは安定性を維持することはできないと主張する。五つの中核的論文の知見に基づき、本報告書では、相互の「安心供与」を、誤解を低減し、抑制の意志を示し、意思疎通を制度化するための確実な措置と定義し、抑止力を補う不可欠の要素であると位置づける。

Cooperative Security, Arms Control and Disarmament

核兵器に対する懐疑論者の見解

政策提言  No.239 - 2025年08月06日

核兵器が戦争兵器として初めて使用されたのは、1945年8月6日の広島だった。最後の使用は、その3日後の長崎だった。人間は、重大な出来事について過剰な分析や不必要に複雑な解釈を行う傾向がある。1980年代のピーク時には米国とソ連が保有する核弾頭数は何万発にも達したにもかかわらず、なぜ1945年以来、80年間にわたって核兵器が再び使用されなかった最もシンプルな説明は、核兵器は本質的に使用できないということである。

Peace and Security in Northeast Asia

米中の安心供与:理論と実践

政策提言  No.217 - 2025年03月31日

世界は今、相互に重なり合う複数のグローバルな課題として定義されているポリクライシス(複合危機)に直面している。今なお続くウクライナの戦争や中東における軍事衝突の激化が国際的な安定を脅かしている。その一方、アジア太平洋地域の平和と安全は、米中間の戦略的競争の激化によりますます危険にさらされている。米国と中国はともに核保有国であり、インド太平洋地域における重要なアクターであるため、両国間に軍事衝突が起きた場合、世界の安定に広範な影響を及ぼす壊滅的な結果をもたらすだろう。

Cooperative Security, Arms Control and Disarmament

現状を把握し前進する―― 国連「未来のための協定」の「国際平和と安全保障行動」の機会と課題

政策提言  No.215 - 2025年03月20日

本報告書は、2025年1月30日~31日にジュネーブで開催された紛争・開発・平和構築研究センター(CCDP)と戸田記念国際平和研究所が開催した「未来のための協定」に関する国際会議での主要な洞察と議論をまとめたものである。この会議では、以下のような差し迫った問題について議論がなされた。

Peace and Security in Northeast Asia

東アジアの長期にわたる平和を維持する:国際ワークショップの報告

政策提言  No.199 - 2024年09月13日

世界各地で緊張が高まるなか、戸田記念国際平和研究所と中国社会科学院日本研究所(IJSCASS)が共同開催した国際ワークショップにおいて、1979年以降に東アジアで続いてきた長い平和は持続できるという見解が示された。