
「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。
COP28 – 大きな失望とかすかな希望
フォルカー・ベーゲ | 2024年01月03日
COP28の閉会会議で、サモア代表で小島嶼国連合(AOSIS)の首席交渉官を務めたアン・ラスムッセンは、「われわれが本当に必要としているのは行動の飛躍的な変革であるのに、これまで通りのやり方を少しずつ前進させるにとどまっている」と、会議成果への失望を歯に衣着せずに表明した。
太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる
ジェームズ・バグワン | 2023年12月20日
太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる
COP28、難航の末に化石燃料に関する合意―― しかし、気候の破局はまだ回避されていない
マット・マクドナルド | 2023年12月15日
交渉官たちがドバイでベッドに倒れ込み、2023年の気候会議が終わろうとしている今、成果の検証を行うべき時だ。COP28は、気候変動に対して世界が必要としている大きな突破口を開くことができただろうか?
意図的な、または偶発的にせよ核攻撃は決してあってはならない
タリフ・ディーン | 2023年12月08日
「それは、決して起こってはならない一つのシナリオだ」と、創価学会インタナショナル(SGI)の寺崎広嗣平和運動総局長は警告する。
アフガニスタンの平和と安全保障に関するオリエンタリズム的ナラティブの出現を暴く パートI
バシール・モバシャー/ザキーラ・ラスーリ | 2023年12月04日
2023年7月、英国の国会議員で元国防省閣僚のトバイアス・エルウッドは、タリバン支配下で「安全保障は大幅に改善した」と自ら述べる動画を公表した。タリバン称賛に近い彼の発言に愕然とし、彼をタリバンの「役に立つ馬鹿」と呼ぶ者もいた。
「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。