グローバル・アウトルック

「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。

2024年に注視するべき五つの紛争

トビアス・イデ  |  2024年01月15日

本稿では、2024年に世界が注視すべき五つの紛争を手短に取り上げたい。人命を危機にさらし、生計を損ない、従って注視に値する紛争はこれよりもっと多いことは明らかである。

「明日はどうなるか分からない」: 気候変動がフィジー人の精神的健康に及ぼす影響

エイミー・ライキンス/スザンヌ・コッシュ  |  2024年01月11日

世界のどの地域も、気候変動の影響を免れることはできないだろう。気温の上昇、山火事や洪水のような極端な気象現象の頻度と強度の増大、海面の上昇などである。

COP28 – 大きな失望とかすかな希望

フォルカー・ベーゲ  |  2024年01月03日

COP28の閉会会議で、サモア代表で小島嶼国連合(AOSIS)の首席交渉官を務めたアン・ラスムッセンは、「われわれが本当に必要としているのは行動の飛躍的な変革であるのに、これまで通りのやり方を少しずつ前進させるにとどまっている」と、会議成果への失望を歯に衣着せずに表明した。

太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる

ジェームズ・バグワン  |  2023年12月20日

太平洋小島嶼国にとって、COP28は気候正義という砂漠の「オアシス」には小さ過ぎる

COP28、難航の末に化石燃料に関する合意―― しかし、気候の破局はまだ回避されていない

マット・マクドナルド  |  2023年12月15日

交渉官たちがドバイでベッドに倒れ込み、2023年の気候会議が終わろうとしている今、成果の検証を行うべき時だ。COP28は、気候変動に対して世界が必要としている大きな突破口を開くことができただろうか?

意図的な、または偶発的にせよ核攻撃は決してあってはならない

タリフ・ディーン  |  2023年12月08日

「それは、決して起こってはならない一つのシナリオだ」と、創価学会インタナショナル(SGI)の寺崎広嗣平和運動総局長は警告する。

「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。