
「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。
気候変動と紛争に関するグローバル・アウトルック
G20議長国としてのインド: 気候に関する国際政治を再構築できるか?
ロバート・ミゾ | 2023年06月15日
インドが2023年のG20議長国となったことは、インド国内で盛大なファンファーレと国民の誇りをもって迎え入れられた。主要経済国のクラブであるG20は、2020年の世界銀行のデータによれば世界の総GDPの74%を占めている。従って、その気があれば、気候変動のようなグローバル課題に対処する極めて大きな政治力と経済力を持っている。
気候変動、災害、武力紛争
トビアス・イデ | 2023年06月07日
人類は、地球温暖化を摂氏2度(産業革命前の気温に対し)に抑えることはまずできなさそうだ。つまり、人類は21世紀中に地球の重要な一線を越え、今よりはるかに気候が不安定な未来へ足を踏み入れるということだ。このような未来の一つの特徴として、干ばつ、嵐、洪水、熱波といった気候関連災害のリスクが高くなる。
気候問題は、戦闘という軍の仕事の妨げではなく、核心である
マット・マクドナルド | 2023年04月25日
それは、この数十年間でオーストラリアの軍備における「最も重要な」シフトとして宣伝された。さらに重大発表の一つとして、気候変動は国家安全保障上の課題 として認められた。
先住民の知識は解決策をもたらすが、その利用は先住民コミュニティーとの有意義な協働に基づかなければならない
タラ・マカリスター、ケイト・マキニス・ン、ダン・ヒクロア | 2023年04月11日
地球環境問題が拡大する中、人々や地域社会は次第に先住民の知識に解決を求めるようになっている。 .
太平洋における労働移動と気候変動
クリスティー・ペトロー、ジョン・コーネル | 2023年04月05日
労働移住は、太平洋島嶼地域において長い歴史がある。19世紀末の「ブラックバーディング」時代には、島嶼民がクイーンズランド州のサトウキビ農場に来て労働した。今世紀には再び、島嶼民がオーストラリアやニュージーランドに来て、今度は果樹園や園芸農場で働いている。
ミッシングリンク - 太平洋先住民の気候知識
タフエ・M・ルサマ | 2023年03月07日
世界における気候変動の論調は、主にヨーロッパ中心の哲学、枠組み、概念によって形成されている。ほとんどの場合、適応と緩和対策は太平洋地域の外で策定され、それらが太平洋島嶼国にとって最善の解決策であるという前提のもとに太平洋地域において試行され、そして実施される。草の根レベルで確かに存在する先住民の知識が考慮されることはない。
「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。