気候変動と紛争に関するグローバル・アウトルック

「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。

気候変動と紛争に関するグローバル・アウトルック

インダス川水利条約の停止:アジア太平洋地域の結束への警鐘?

シネイド・バリー、エマ・ウィテカー  |  2025年05月08日

インドは4月23日、インダス川水利条約(IWT)を停止した。この65年にわたる協定は、数十年にわたり敵対関係が続くインドとパキスタンにとっては希有な協力の象徴となっていた。

太平洋諸国にとって信頼できるパートナーか、化石燃料の輸出大国か?

ウェスリー・モーガン、リアム・ムーア  |  2024年12月08日

オーストラリアは長年、同時に二つのものであろうとしてきた。

COP 29: 気候と平和のネクサス(関連性)が議題に上がったが……

フォルカー・ベーゲ  |  2024年11月23日

産油国アゼルバイジャン(同国の輸出の90%を化石燃料が占める)の首都バクーで開催された2024年のCOP29は、「金融COP」という異名も取っている。

私たちは土地を持たない、私たちが土地だ。私たちは海を持たない、私たちが海だ。

ギュンター・ベヒラー  |  2024年11月04日

ウクライナや中東の戦争は、気候変動も犠牲者を出して久しいことを忘れさせる。その地理的影響は必然的に、社会的ストレスや政治的緊張、さらには軍事的暴力まで煽っている。

インドの気候災害

ロバート・ミゾ  |  2024年08月07日

気候変動とその影響に関する文献では、起こり得る潜在的または将来的な災害を指して「差し迫った影響」という言葉が使われる傾向がある。

ツバル首相がツバル人ディアスポラとファレピリ連合条約について議論

タウキエイ・キタラ  |  2024年08月01日

2024年7月13日(土)、ツバルのフェレティ・テオ首相は、オーストラリア最大のツバル人コミュニティーであるブリスベーンのツバル人ディアスポラ・コミュニティーの人々と面会した。

「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。