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最新の政策提言とレポート
テクノロジー、軍備管理および世界秩序:根本的な変化が必要だ
政策提言 No.89 - 2020年09月04日
われわれの世界は、サイバー戦争、自律型兵器システム、人工知能の広範な軍事利用、遺伝学および人間の心身の改造の分野における新たな可能性、ならびに、破壊のテクノロジーへのより広範なアクセスを特徴とする、根本的な軍事技術革命の瀬戸際にある。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
EUの安全保障・防衛政策: ビッグパワーゲームの中で懸命に役割を模索
政策提言 No.88 - 2020年09月01日
EU内には、地政学的パワーゲームにおいて自らの役割を見いだすべきだという緊急の要請がある。グローバルプレイヤーとなるためには、EUは今行動しなければならない。ドイツの平和研究所が共同で発行する平和報告書は、2020年のパンデミックを「ヨーロッパにとって最後のチャンス」と呼んでいる。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
軍備管理と世界秩序
政策提言 No.87 - 2020年08月25日
世界は流動的な状態にあり、協調行動の選択肢はほとんどない。軍事分野では、各国は冷戦時代さながらの旧式で一方的な安全保障政策に立ち戻っている。しかし、一つの、何よりも重要な共通の関心事が存在する。核戦争の回避である。そのためには安定化措置がきわめて重要である。予測不能な未来を前に大国同士が覇権と影響力を争うような激動の世界において、協調的安全保障政策、軍備管理、軍備縮小が進むとすれば、その先行きはどのようなものになるのだろうか?
Contemporary Peace Research and Practice
国家安全保障体制の再点検: 台湾、韓国、日本のCOVID-19対応比較
政策提言 No.81 - 2020年06月30日
COVID-19は、国家安全保障に対する非伝統的脅威を象徴している。COVID-19の大流行は、経済の停滞、資産の喪失、人々の移動の自由に対する制限等をもたらした。注目すべき点は、ウイルスにとって国境は無意味であるにもかかわらず、各国がそれぞれ個別にコロナ禍への取り組みを行っていることである。そのため、コロナ禍への対策には、国によって違いが見られる。
核兵器が爆発したら、集中治療病床が何床必要か?
政策提言 No.75 - 2020年05月21日
2019年の暮れ、中国・武漢で新型コロナウイルスが出現した。中国の封じ込め努力もむなしく、やがてウイルスは世界中に広がった。各国は、最悪のシナリオが現実になれば、医療崩壊が起こる恐れがあることに気付いた。