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最新の政策提言とレポート
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
紛争解決の原則はウクライナに適用できるか?
政策提言 No.153 - 2023年01月27日
ロシア・ウクライナ戦争で和平合意に至ることは困難ではあるが、本政策提言では、仮に両当事者が現在の立場から脱却しようとするのであれば、紛争解決の原則を適用し得ると提案する。本稿では、紛争の背景、考え得る和解の輪郭、紛争解決のプロセスについて検討する。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
代理戦争としてのウクライナ:問題、当事者、考え得る帰結、そして教訓
政策提言 No.147 - 2023年01月06日
ロシアのウクライナ侵攻により、欧州が世界情勢の中心に返り咲くとともに、地政学的・領土的紛争、そして1945年以来経験されなかった大規模戦力による地上戦が欧州に戻ってきた。本論文では、紛争の核となる問題、紛争当事者、この戦争におけるさまざまな結末、そしてこの紛争から導かれる主な教訓という、絡み合う4本の糸について、より長期的かつ広範な視点からこの危機を分析する。そして、「次はどこへいくのか?」という問いで論を結ぶ。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
中国・インド・パキスタンの核のトリレンマとリスク低減策の必要性
政策提言 No.141, 142, 143, 144, 148, 149, 150, 151, 152 - 2022年12月 ~ 2023年01月
南アジアの地政学的な緊張は、国境を接していること、大きな領土問題があること、繰り返された戦争の歴史、政治的流動性・不安定性によって特徴づけられている。この危険をはらんだ力学は、中国・インド・パキスタンという三つの核保有国の軍事的動向、脅威に対する認識および、これら3カ国間の連携、敵対、抑止の関係によって形づくられる「核のトリレンマ」によって、より難しいものとなっている。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
核軍縮と国連改革
政策提言 No.139 - 2022年11月04日
本政策提言では、まず核兵器禁止条約について説明したうえで、ロシアのウクライナ侵攻が核をめぐるグローバルな言説に及ぼす影響を論じる。3番目のセクションでは、「こういった全てのことは、国連改革のアジェンダにとって何を意味するか?」という問いに取り組む。
Cooperative Security, Arms Control and Disarmament
「ノルドストリーム」パイプライン爆発の謎
政策提言 No.138 - 2022年10月20日
2022年9月26日、2本のパイプラインは意図的な破壊工作による海中爆発で大きく損傷し、大量のメタンガスが漏出した。ほぼ全ての西側メディアがロシアを名指しで非難したが、モスクワはロシアに敵対する者の仕業であると主張した。世界のニュース報道や解説は西側メディアが支配しているため、ウクライナに関する西側の報道がどれほど国際的認識から外れているかに気付いている人は、西側にはごくわずかしかいない。