北東アジアの平和と安全保障に関するグローバル・アウトルック

「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。

北東アジアの平和と安全保障に関するグローバル・アウトルック

7月の国政選挙大敗にもかかわらず、石破政権の支持率はなぜ上がっているのか?

和田大樹  |  2025年08月26日

2025年7月20日に行われた参議院選挙で、石破茂首相率いる自由民主党(自民党)は、改選52議席に対して39議席を確保したが、前回の選挙より13議席減らして歴史的な大敗を喫した。一方、新興保守政党の参政党は大きく躍進して議席を1から14へと伸ばし、初の国政選挙に臨んだ日本保守党は2議席を獲得した。選挙後に国内の、特に若者の間で広がった見解は、自民党は既得権益層の代表という見方が強まっており、経済的不満と怒りを抱いた若者が新たな政治勢力に票を投じたというものだった。

関税交渉の性急な合意は、長期的には米韓関係を損なう恐れがある

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2025年04月28日

トランプ関税台風が間もなく朝鮮半島を直撃する。韓国には10%の一律関税が課され、間もなく25%の相互関税、さらには自動車や鉄鋼などに対する品目別関税が発動される可能性がある。

韓国は間もなく欧州のような安全保障のジレンマに直面する

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2025年03月03日

「米国主導の自由主義的国際秩序と大西洋同盟は終わった。欧州は進むべき新たな道を見つけなければならない」先日ミュンヘン安全保障会議に出席したドイツ人の友人から、このようなテキストメッセージを受け取った。友人は、欧州全土で反響を呼んだ米国のJ・D・バンス副大統領とピート・ヘグセス国防長官による演説に対して反応していたのである。

韓国の政治情勢に対する米国の3通りの見解

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2025年01月22日

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、ワシントンの「お気に入り」であり、韓米同盟と韓米日3カ国協力の熱心な支持者だった。米国が主導する民主主義連合の最も忠実な支持者でもあった。

ウクライナで停戦合意をどのように実現するか: 朝鮮戦争の教訓

スタイン・トネソン  |  2025年01月22日

ウクライナでの戦争をどのように終わらせるかについて、1953年に朝鮮戦争を終わらせた休戦協定が一つの考え得るモデルとして挙げられている。

トランプ2.0: 災いか祝福か?

ムン・ジョンイン  |  2025年01月08日

韓国は重大なポリクライシス(複合危機)の真っただ中にある。国内政治が先行き不透明な大統領弾劾プロセスの渦中にある一方、北朝鮮との軍事的緊張はかつてない水準にまで高まっている。さらに追い打ちをかけるように、トランプ2.0の出現は、韓国の国家安全保障と経済にとって不吉な兆候を示している。韓国ではトランプ恐怖症が広がっている。

「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。