北東アジアの平和と安全保障に関するグローバル・アウトルック

「グローバル・アウトルック」では、専門家が難解な現代の課題について意見を発信しています。

北東アジアの平和と安全保障に関するグローバル・アウトルック

中国と米国: 反目する被害妄想の2大国

チャンイン・ムーン(文正仁)  |  2021年11月11日

米国は中国に抱く恐怖を大袈裟に言い立てており、それが今度は中国をほとんどヒステリックなほど攻撃的な防御態勢に駆り立て、問題を悪化させている。

AUKUSが投げかける4つの影

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2021年10月19日

2021年9月15日、米国、英国、オーストラリアの首脳がワシントンで会談し、AUKUSと呼ばれる新たな安全保障協定の締結に合意した。3カ国はすでに長期にわたる同盟国であることを考えると、彼らが軍事技術を共有するさらなるパートナーシップを形成するのは驚くべきことである。それは、同盟の発展を表している。

北東アジアに信頼関係を築くには?

ヒュー・マイアル  |  2021年10月15日

北東アジアの人々は、もし状況が違って「さえいたら」、平和と安全保障の分野で何を望むだろうか?カーネギーの調査によれば、韓国の人々の過半数が、南北統一後も統一国家は米国との同盟関係を継続するべきだと信じている。また、過半数が統一国家は中国とも同盟を結ぶべきだと感じている。大多数が、南北統一は平和的妥協によってもたらされ得ると期待している。

カブール陥落から韓国が学ぶべき真の教訓

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2021年09月15日

アフガニスタンの轍を踏まないために、韓国は朝鮮半島で米軍が果たす役割を再検討する必要がある。

朝鮮半島の平和を目指す文在寅の行き詰った旅路

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2021年08月04日

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「朝鮮半島平和イニシアチブ」は、功罪相半ばする結果と困難な課題に直面しているが、これより良い選択肢は存在しない。

平壌(ピョンヤン)はなぜ米国との対話を追求しないのか?

文正仁(ムン・ジョンイン)  |  2021年07月14日

北朝鮮の核武力の増強、米国における反北朝鮮感情の広がり、そして米中対立の深刻化を考えると、現時点で北朝鮮の核危機が再び起これば、手に負えない事態となる恐れがある。

「グローバル・アウトルック」に掲載された論説は著者の視点や意見にもとづき執筆されており、戸田記念国際平和研究所としての方針や立場を必ずしも反映しているわけではありません。