リディア・カリル(オーストラリア)

専門分野: 民主主義の危機と課題

リディア・カリルはローウィー研究所のトランスナショナル・チャレンジプログラムのディレクターであり、民主主義に対するデジタル脅威プロジェクトの統括を務める。また、ディーキン大学アルフレッド・ディーキン研究所(Alfred Deakin Institute for Globalisation and Citizenship)の上級研究員でもあり、暴力的過激主義とテロリズムへの急進化(Addressing Violent Extremism and Radicalization to Terrorism: AVERT)への対応の研究ネットワークの発起人でもある。リディアは専門分野について、一般誌や学術誌で幅広く発表している。政策、研究、民間セクターにおいて幅広い経験を有し、特にテロリズムや政治的暴力に焦点を当てた国際関係と国家安全保障の分野を専門とする。現在は、暴力的過激主義、テロリズム、反民主主義社会運動への対策、デジタル技術が民主主義と安全保障に与える影響に関する研究に注力している。学術誌『Studies in Conflict & Terrorism』の編集委員を務めるほか、外交問題評議会、オーストラリア戦略政策研究所、マッコーリー大学の国際問題フェローを歴任した。ボストンカレッジで国際関係学の学士号、ジョージタウン大学で国際安全保障の修士号を取得。近著はRise of the Extreme Right: Rise of Extreme Right: The New Global Extremism and the Threat to Democracy (Penguin, 2022)。