過去のニュース・お知らせ - 2022

第1回「市民平和セミナー」開催のお知らせ

2022年03月29日 - News

テーマ「平和的手段による平和 : 侵略的暴力に対する創造的、非暴力の挑戦」 “Peace by Peaceful Means: Dealing with Aggression Creatively and Non-violently” 戸田記念国際平和研究所では、非暴力による持続可能で平和な世界の構築を目指し、国内外の研究者・専門家とネットワークを結び、世界や北東アジアの安全保障、ソーシャルメディアや気候変動、先端技術と平和の問題など幅広い分野にわたり研究を進めています。このたび、こうした平和研究事業の内容をご紹介するとともに、より広範な市民レベルでの平和創出へ向けて、一般市民・学生の皆様を対象にオンラインによる「市民平和セミナー」を開催してまいります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 第1回テーマ 「平和的手段による平和 : 侵略的暴力に対する創造的、非暴力の挑戦」 【講師】ケビン・クレメンツ博士(戸田記念国際平和研究所所長) 【日時】2022年4月23日(土)午後2時開会(午後3時半終了予定) 【場所】オンライン(Zoomウェビナー) 【主催】戸田記念国際平和研究所 【講演言語】英語(日本語で同時通訳します) 【参加方法】事前登録制(先着500名、参加費無料) 先着の500名に達したため、参加のご登録は締め切らせていただきました。 セミナーの模様は、後日当ホームページに動画を掲載いたします。 セミナーのフライヤーはこちら

核兵器禁止条約に関する書籍を出版

2022年02月02日 - News

 戸田平和研究所の新刊「The Nuclear Ban Treaty: A Transformational Reframing of the Global Nuclear Order」がルートレッジ社から出版されました。  本書には核兵器禁止条約による核秩序の規範的再構築について説明、議論、評価した論文が集められており、当研究所のラメッシュ・タクール上級研究員が編集しました。核禁条約の発端と交渉の歴史、そして条約の背景にある人道的イニシアチブ、および今後、世界の核秩序の規範的枠組みがたどる軌跡とその形について知ることのできる一冊となっています。  世界の著名な学者、政策立案者、シンクタンク研究員、外交官がこれまでに本ウエブサイトで発表した「政策提言」や「グローバル・アウトルック」記事33編と共に、ラメッシュ・タクール氏による序文と結論が収められています。  戸田平和研究所のケビン・クレメンツ所長は、本書が時宜を得た出版となったことについて「2022年には核兵器禁止条約の第1回締約国会議が開催される予定です。世界で核兵器の実存的脅威が続いている中、本書の出版は現在の地政学的環境を鑑みた時に、これ以上ないほど重要です」と述べました。  本書は、核兵器禁止条約を知るための重要な手引書であり、核軍縮、軍備管理、外交を学ぶ学生やその分野の政策立案者にとって有用な一書となるでしょう。  本書はハードカバー、ペーパーバックまたは電子書籍で、ルートレッジ社のホームページから注文することができます。

リサ・シャーク教授 新任のお知らせ

2022年01月28日 - News

当研究所の「ソーシャルメディア、テクノロジーと平和構築」分野を担当する上級研究員であり著名な平和学者・実践者であるリサ・シャーク教授が、米国のノートルダム大学クロック国際平和研究所に平和実践研究の「リチャード・G・スターマン シニア・プロフェッサー(教授)」に就任しました。 詳細については以下のリンクからご確認ください。(英語) https://kroc.nd.edu/news-events/news/lisa-schirch-joins-kroc-institute-as-starmann-chair-in-peace-studies/