
上級研究員
フォルカー・ベーゲ
専門分野
- 気候変動と紛争
フォルカー・ベーゲ博士は、戸田記念国際平和研究所の「気候変動と紛争」プログラムを担当する上級研究員である。ベーゲ博士は太平洋地域の平和構築とレジリエンス(回復力)について幅広く研究を行ってきた。ベーゲ博士はまた、オーストラリアにある平和紛争研究所ディレクター、クイーンズランド大学政治国際関係学部の名誉研究員、ボン国際転換センター研究員、デュースブルグ・エッセン大学開発平和研究所研究員、ハンブルグ大学平和安全保障政策研究所研究員を務める。ベーゲ博士の直近の研究プロジェクトである「Disentangling International and Local Understandings in Peacebuilding: Insights from the 'Laboratory' of Bougainville' (平和構築における国際・地域理解のもつれを解く:ブーゲンビルの『実験室』からの洞察-邦訳仮訳)」は、紛争後の平和構築、混成的な政治秩序と国家の形成、非西洋型の紛争転換に向けたアプローチ、オセアニア地域における環境劣化と紛争に焦点を当てている。ハンブルグ大学においては、戦争・兵器・開発研究ユニットの研究員として、環境と紛争(国際環境および紛争プロジェクト(ENCOP))、南太平洋における紛争および欧州安全保障政策に関する研究を行った。ドイツ議会(ブンデスターク)の「緑の党」議会グループの平和安全保障政策顧問を務めている。
学歴:
ドイツ ハンブルグ大学 政治学博士号