過去のイベント 今後のイベント

21世紀の民主主義:脆弱性と回復力

2025年06月05日 - 06日

スイス・ジュネーブ

21世紀の民主主義:脆弱性と回復力

 2025年6月5日~6日、戸田記念国際平和研究所の「民主主義の危機と課題」研究プログラムのワーキンググループ(世界の民主主義研究者、活動家、平和構築者で構成)は、スイス・ジュネーブで年次会合を開催しました。

 この会合は「21世紀の民主主義:脆弱性と回復力」をテーマに行われました。ワーキンググループに新設された研究クラスターのメンバーは、それぞれの注目地域におけるトランプ2.0の影響に関して発表し、民主主義の回復力を示す事例も共有しました。批判的な検討を行うセッションでは、21世紀の課題に対応するため、民主主義の再考にはどのような意味があるかを議論しました。

 また、世界中の300を超える民主主義機関が登録されているウェブ・プラットフォーム「Democracy Lighthouse」の改訂についても発表されました。このプラットフォームにはさまざまなコンテンツを掲載することができ、世界の各地で台頭する権威主義の潮流に直面するなか、民主主義の維持に取り組む人々の意見交換の場となっています。またオーストラリア・ローウィー研究所と共同開発を進めている、民主主義を衰退させる主要な力学を探る双方向性のシステム・マップについても開発の進捗状況が共有されました。

 この会議は、戸田平和研究所のキース・クラウス上級研究員(協調的安全保障、軍備管理と軍縮プログラム担当)がディレクターを務めるジュネーブ国際・開発研究大学院の紛争・開発・平和構築研究センター(CCDP)との共催で行われました。

 ワーキンググループのメンバーがこれまでに出版した政策提言やリポートはこちらからご覧いただけます。