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「気候変動による損失・紛争・平和:実存的危機への関係性的対応」
ハンブルグにて 2024年9月16日-18日
この国際ワークショップは、気候・紛争・平和の関連性にとって重要なテーマ領域において、relational responses(関係性的対応)がどのように機能するのか、特に気候変動による損失という課題に着目し考察するものです。気候変動に関する国際的な議論においては損失と損害への注目は高まっていますが、気候損失が何を意味するのかについては解釈が分かれています。
このワークショップは、戸田記念国際平和研究所がこれまで気候危機にさらされる現地のパートナー団体と開催してきた、オークランド(2018年)、東京(2019年)、スバ(およびオンライン)(2020年)、ウェリントン(2022年)、キャンベラ(2023年)での各ワークショップで積み上げた成果をもとに、ドイツのハンブルグで2日半にわたって開催されました。ワークショップには、太平洋地域、オーストラリア、ニュージーランド、英国、スカンジナビア、ドイツから25~30名が出席。数名はオンラインで参加しました。
本ワークショップは、戸田記念国際平和研究所とハンブルグ大学平和・安全保障政策研究所(IFSH)が共催し、同大学の研究グループ「気候、気候変動と社会」(CLICCS)および「気候変動と安全保障研究グループ」(CLISEC)の協力を得て開催しました。
この会議の報告書は、後日掲載予定です。