パブリックセミナー
「激動の時代――世界の分断化と平和への課題」

戸田記念国際平和研究所の上級研究員によるパブリックセミナーが都内で開催された。「激動の時代――世界の分断化と平和への課題」をテーマに、ケビン・クレメンツ所長の進行により２部形式で行った。第１部は「気候変動、世界の分断化と民主主義への脅威」を議論。第２部では「中東そして21世紀の戦争と多国間システムの展望」を巡り意見を交わした。大学教授や女性、青年など参加者との質疑も活発に行われた。

発表した上級研究員とタイトルは以下の通り。

パネル1：気候変動、世界の分断化と民主主義への脅威

• フォルカー・ベーゲ：COP28 、平和と太平洋
• オリビア・ドライアー：2024年における民主主義の危機と課題
• ヒュー・マイアル：中国への理解と北東アジアの平和への脅威

パネル2：中東そして21世紀の戦争と多国間システムの展望

• リサ・シャーク：イスラエルとパレスチナに橋を架ける
• キース・クラウス：多国間主義と国連改革の未来――「平和のための新たなアジェンダ」と「未来サミット」の展望